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『王朝のかさね色辞典』
吉岡 幸雄 著

『王朝のかさね色辞典』
「紫の襲」より

「紫の雲」とは皇后の敬称、また「紫の庭」は宮廷の庭のこと。「紫霞 (しか)」とは神仙の住居。

このように紫は貴い名に冠される。前にもふれたかもしれないが、聖徳太子が冠位十二階を制定したとき、最上位に紫の色をおいた。以下、順に青、赤、黄、白、黒となり、天武天皇のときと持統天皇のときに親王の色として、上位に朱華が位されたが、それ以外は、つねに紫が最上の色と決められていた。

(中略)

本書は、春夏秋冬の順でかさね色を収載しているが、紫系の花色をもつ植物の名由来の襲が多いことに注目していただきたい。いかに王朝人がこの色を愛していたか、理解できるとおもう。

詳しくは、『王朝のかさね色辞典』(吉岡幸雄著)にてどうぞ。

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日本の伝統色 ミニ知識