緑茶最前線
品種茶を愉しむ
『緑茶最前線: 品種茶を愉しむ』について
品種茶の香味を心ゆくまで楽しむために
あたながいまのんでいる「日本茶」は何という品種でしょうか。それはおいしいですか。香りはありますか。甘涼しい透明感のある水色 (すいしょく) をしていますか。私たちが知っているのは、狭山茶、静岡茶、宇治茶、八女茶など産地の名前だけです。数多くあるお茶の品種の何であるかは知らされていない。紅茶やコーヒーのように、品種別にお茶を愉しむことがどうしてできないのか。長年、産地を歩き、茶業界の有様を見つめてきた著者が、茶関係者に警鐘を鳴らしつつ、「私は読者に品種別ストレート茶の入手先を能うかぎり網羅し、それぞれの品種茶の香味を心ゆくまで楽しめるようにしつらえたい」と、緑茶の素晴らしい別天地を紹介。
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言語 |
日本語 |
装丁 |
文庫版 |
ページ数 |
256ページ |
本のサイズ |
14.8 x 10.5 x 1.5cm / 0.21kg |
ISBN-10 |
4763615483 |
ISBN-13 |
9784763615480 |
英名 |
Appreciating Varieties of Green Tea |
英語表記 |
No English text included |