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日本の色の十二カ月
古代色の歴史とよしおか工房の仕事

日本の色の十二カ月
商品コード 9784879406118
著者 吉岡幸雄
出版社 紫紅社
装丁 A5判 ソフトカバー
税込価格 2,484円
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日本の色の十二カ月について

「染司よしおか」五代目当主、吉岡幸雄が色を語りつつ、職人としてのその鋭い観察眼を通して、日本人の美意識の歴史を綴る歳時記である。

日本の四季にふれるにつけ、自然が鮮やかな色にあふれていることに、誰もが気づくであろう。その自然のなかに生まれ育まれてきた色を、布や紙に染め上げる、京都でも数少ない古代染めを生業とする著者が、古都の神社や寺院の祭事との係わりの中から日本にあふれている伝統の色を綴った。

朝日新聞書評・三浦しをん (作家)(2014年8月31日)
京都民報書評・高谷光雄 (京都精華大学名誉教授)(2014年9月28日)
※SankeiBiz書評・松岡正剛 BOOKWARE
日本の「色」をとことん再現した匠
吉岡幸雄の途方もない高速挑戦

※本書は『色の歴史手帖』(PHP 研究所刊) を加筆修正し再編集したものです。カラーページも大幅に増やしました (カラー 48頁、モノクロ 240頁)。

日本の色の十二カ月 目次抜粋

【序】色を語って歴史を語る 水上勉
色の歳時記[一月から三月]

  • 一月…「朱」の色と艶やかな「絹」について
    • 伏見稲荷大社の朱塗りの鳥居
    • 「赤色」は太陽と炎を畏敬する色
    • 「五行思想」と色彩との関連
    • 人びとの眼に映る都の朱色
    • 絹糸に染められる華美な色彩
  • 二月…「お水取り」の行事と染和紙と紙衣
    • 紙の普及がもたらした文化
    • 陸奥に手漉きの和紙を訪ねる
    • お水取りの練行衆の紙衣造り
    • 真白な紙から生まれる文様
  • 三月…四川省の紅花が東大寺二月堂に映える
    • 冬の陽のなか椿の花が咲く
    • 紅花の産地四川省を訪ねる
    • 美しく澄んだ赤を得るために
    • 冷気で冴える「寒紅」の色

色の歳時記[四月から六月]

  • 四月…花会式の色和紙と桜の季節に襲の衣裳
    • 薬師寺の金堂を飾る四季の花
    • 伝統的な和紙と彩色の技術
    • 京都の桜名所を結んで歩く
    • 王朝人は花の風情を襲の色に
  • 五月…往古より尊ばれてきた高貴な色「紫」
    • 宇治と上賀茂は紫の季節に
    • 五月の花から紫の色を思う
    • 貝紫を「帝王紫」と尊称
    • 万葉集に詠われた紫の秘密
    • 光源氏が最愛の人へ贈った色
    • 武将の紫と江戸好みの紫
  • 六月…祇園祭の山鉾の華麗な装飾と友禅染の誕生
    • 鴨川の水害から生まれた京の祭
    • 商人の財力でいっそう美麗に
    • 自由な気風と友禅染の誕生

色の歳時記[七月から九月]

  • 七月…世界の人に愛された涼やかな藍の色
    • インディゴブルーと出藍の誉れという言葉
    • どんな繊維にもよく染まる藍
    • 夏の日に育てた「京の水藍」
    • 平安時代の贅沢な藍染
    • 全国を制覇した「阿波の藍」
    • 「藍のあし」の微妙な美しさ
  • 八月…絹の発見と日本への渡来を考える
    • 七夕と絹とのゆかしい関係
    • 美しき絹、その誕生の伝説
    • 絹はシルクロードを西へ
    • 七夕の物語と乞巧奠の儀式
    • 笹竹に五色の短冊を飾る
  • 九月…青柿の実るころに刈安の黄を染めて
    • 光を受けて育つ黄の色素
    • 山から下りた緑が黄に変わる
    • 石清水祭の御花神饌をになう
    • 青柿の実から渋柿の色へ
    • 団十郎茶と柿渋との因縁

色の歳時記[十月から十二月]

  • 十月…菊花と天子の色と紅葉の色
    • 色と香を愛す菊花の宴
    • 冠位を超えた天子の色
    • 将軍吉宗が再現を試みた色
    • 日本茜染の困難さに挑戦
    • 安柘榴の実の色づくころ
  • 十一月…正倉院と法隆寺の染織品の魅惑
    • シルクロードの東の終着駅
    • 私たちの眼前に飛鳥の色彩が
    • 東大寺の伎楽衣裳を再現
    • 茶と黒の色が持つ無限の色層
  • 十二月…春日の「おん祭」に色彩の原初をみる
    • 土着的な芸能に由来する祭
    • おん祭の闇のなかの色
    • 浄らかなる「白」を求めて

日本の色の十二カ月詳細

序文 水上勉
ページ数 288ページ
ISBN-13 9784879406118

吉岡幸雄よしおか さちお)著者略歴
染織史家・「染司よしおか」主宰
1946年京都生まれ。1971年、早稲田大学第一文学部卒業後、美術図書出版の紫紅社を設立。1988年生家「染司よしおか」五代目当主を継ぐ。化学染料を使わず、植物染により日本の鮮やかな伝統色を再現することに挑戦し続けている。日本古来の染色技法を究明し、東大寺等の伝統行事、国文学、国宝修復など幅広い分野への貢献が認められ、2009年、京都府文化賞功労賞受賞、2010年、第58回菊池寛賞受賞。主な著書に『日本の色辞典』『源氏物語の色辞典』『王朝のかさね色辞典』など。

訂正とお詫び
弊社発行の『日本の色の十二カ月』の本文中に誤りがございましたので以下のように訂正いたします。
P.41 8行目〜9行目
(誤) 「広隆寺」(初めは峰岡寺といった)
(正) 「広隆寺」(初めは蜂岡寺といった)
読者のみなさまをはじめ、関係者のみなさまにご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。

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